活動報告

学校設定教科「起業プロジェクト」

【産業基礎】工業分野の専門講話を行いました。

平成30年7月4日(水),株式会社デザインココの千賀淳哉様を講師としてお招きし,
1学年生徒を対象に専門講話を行いました。株式会社デザインココは3Dプリンタでフィ
ギュア等の立体造形物を制作している会社です。講話では,生徒たちのなじみのあるアニ
メキャラクターの制作過程などをわかりやすく説明してくれました。南方町に工場があり,
地元でこのようなフィギュアを制作していることに生徒たちは驚いていました。

1.講 師 株式会社 デザインココ 
      統括ディレクター 千賀淳哉 様
2.対 象 1学年全生徒(196名)
3.内 容 私の仕事はお人形さんづくり

【産業基礎】 商業分野の専門講話を行いました。

平成30年6月27日(水),講師をお招きし,1学年生徒を対象に専門講話を行いました。
「商業とは,みんなの生活を豊かにするもの」「人は“もの”を買うのではなく,幸せを買う」
この言葉が印象に残りました。現在の商品PRビデオは,つくる過程を映像にして内容を理解
してもらい,納得して買ってもらうことが主流になっていると説明されました。
最後に「人間、能力に差はない。考え方や向かう姿勢で差が出る。」とまとめてくれました。

1.講 師 マルニ食品株式会社 
      代表取締役社長 二階堂玲子 様
2.対 象 1学年全生徒(196名)
3.内 容 商業の役割

【起業実践】ビジネスプラン作成講座を行いました。

平成30年6月26日(火),ビジネスプラン作成講座を行いました。
例として「コンビニで販売する新しい商品を考えよう」ということで,商品の内容から
ターゲットをどう絞るか,必要な経営資源はどのようなものになるのかなど,収支計画
の立て方などを学びました。今後,日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプラ
ン・グランプリ」応募に向けて,各チームは今日の講義を参考に考えを深めていきます。

1.講 師 日本政策金融公庫 国民生活事業 東北創業支援センター 
      上席所長代理 後藤光広 様
2.対 象 3学年農業科・機械科・情報技術科・商業科・福祉科生徒
3.内 容 ビジネスプラン作成講座

【産業基礎】農業分野の専門講話を行いました。

平成30年6月20日(水),講師をお招きし,1学年生徒を対象に専門講話を行いました。
これまでの農業と今の農業,これからの農業について,海外の農業先進国を紹介しながらわか
りやすく説明してくれました。スケールが大きく,オートメーション化が進んでおり,生徒に
とって,これまでの農業のイメージが変わったと思われます。

1.講 師 株式会社櫻井農場 
      代表取締役 櫻井利光 様
2.対 象 1学年全生徒(196名)
3.内 容 「農業」~農業ってなんだ?~

【産業基礎】福祉分野の専門講話を行いました。

平成30年6月13日(水),講師をお招きし,1学年生徒を対象に専門講話を行いました。
「福祉産業と介護の素晴らしさ」について講話をしていただき,「介護とは自立支援である。
そのためには原因を探り,対策を立てなければならない。先入観を持たないで事実で考えてい
かなければならない。」と話されました。また,伝えたいこととして,自分自身の技能や能力
などを鍛えて磨きをかける「自己研鑽」が大事だとまとめられました。

1.講 師 登米市東和・登米地域包括センター
       管理者 鈴木俊彦 様
2.対 象 1学年全生徒(196名)
3.内 容 福祉産業とは,介護の素晴らしさ

【起業実践】企業ミーティングを行いました。

平成30年6月12日(火),3学年電気科・情報技術科・商業科の生徒を対象に
企業ミーティングを行いました。地域協力者をお招きし,事業内容や登米市の課題
について講義を受けた後,生徒が考えたビジネスプランの概要を発表し,その内容
に対してアドバイスをいただきました。今後の調査研究の参考としてほしいです。

【 地域協力者 】

【産業基礎】産業基礎講話(2)を行いました。

平成30年5月16日(水),1学年産業基礎講話の2回目を行いました。
本校に講師をお招きし,「登米市産業の概要」について講話をしていただきました。
登米市の農業・林業・商業・観光・工業についてわかりやすく説明して下さり,
先週に引き続き生徒は真剣に話を聞いていました。

 1.講 師 登米市産業経済部工業振興課
       課長 櫻 節郎 様
 2.対 象 1学年全生徒(196名)
 3.内 容 登米市産業の概要について

【産業基礎】産業基礎講話(1)を行いました。

平成30年5月9日(水),1学年産業基礎講話の1回目を行いました。
本校に講師をお招きし,「宮城県の産業と就職」について講話をしていただきました。
産業分野における宮城県の現状や目指す姿,必要とされる人材を説明して下さり,
生徒は一生懸命メモをとっていました。

 1.講 師 宮城県経済商工部 産業人材対策課
       課長補佐 只野 秀幸 様
 2.対 象 1学年全生徒(196名)
 3.内 容 宮城県の産業について
       就職について

【起業実践】起業家講話を行いました。

平成30年5月1日(火),3学年起業家講話を行いました。
6学科各教室に6名の講師をお招きし,座談会のような雰囲気で講話をしていただきました。講師の方々の経験から得た熱い思いを生徒に伝えていただき,生徒も真剣に話を聞いていました。

【 起業家講話講師 】

【特色ある教育活動】学習成果発表会を行いました。

平成30年2月15日(木),学習成果発表会を行いました。この一年間で学科で取り組んだこと,学校設定科目で
取り組んだことなどについて,発表する場となります。
 1年生は「産業基礎」の一年間の活動,2・3年生は「起業実践」での取組みについて発表しました。「起業実践」
では,登米市の大豆を使った加工品の開発,登米市のはっとを活用したスイーツの開発などについて代表生徒が発表
しました。「起業実践」とは,学科ごとのグループ(2年生)や他学科とのグループ(3年生)で活動し,起業家精神
を育成するために取組んでいる本校独自の科目です。外部の地域の方々からアドバイスをいただきながら,グループ
ごとに設定した一つの目標に向かって課題解決に取り組んでいます。

 

 農業クラブの発表では,「漢方薬で地域農業を元気にしたい」というテーマで発表しました。国内で販売されている
漢方薬のほとんどが中国から輸入したものということを知り,これまで学んできた農業の知識や技能を生かして,
登米市でも栽培するまでの過程について発表してくれました。この取組みは次年度以降も続くようです。
 機械科の発表では,「迫支援学校応援プロジェクト」というテーマで発表しました。迫支援学校と協力し,補助器具
としての「液体を注ぐ機械〜Watering Machine〜」の製作について発表してくれました。
 電気科の発表では,「大学校や企業との挑戦」というテーマで発表し,大学校や企業から協力をいただき,電気工事
士の国家資格取得やものづくりコンテストの出場について発表してくれました。
 情報技術科の発表では,「課題研究での取組み」について発表しました。情報技術科で平成29年度取り組んだすべ
てのテーマの紹介をし,その中の一つであるLEGOマインドストームを用いたクレーンゲームの開発について発表して
くれました。
 商業科の発表では,「課題研究での取組み」について,発表しました。課題研究の販売実習班が「株式会社ライスケ
ーキ」という模擬会社を設立し,佐沼夏祭り出店するまでの取組みについて発表してくれました。
 福祉科の発表では,「介護過程から導く個別ケア〜介護実習を通して〜」というテーマで発表し,介護実習などから
学んだことについて,発表してくれました。

 
 

 代表で発表してくれたほとんどの生徒が3年生です。登米総合産業高校で学んだことを活かし,さまざまなことに挑
戦し,今回の発表で多くの課題を残してくれたのではないかと思います。この取組みが後輩に引き継がれ,発展してく
れることと思います。
 また,高校三年間の学びは短いですが,生徒に与える経験は大きなものと感じています。これからも「高志」・「挑
戦」・「創造」の校訓のもと,教育活動を展開していきますので,ご理解とご協力をお願いいたします。当日は,多く
の来賓の方々に来校いただき,ありがとうございました。