活動報告

2018年2月の記事一覧

【特色ある教育活動】学習成果発表会を行いました。

平成30年2月15日(木),学習成果発表会を行いました。この一年間で学科で取り組んだこと,学校設定科目で
取り組んだことなどについて,発表する場となります。
 1年生は「産業基礎」の一年間の活動,2・3年生は「起業実践」での取組みについて発表しました。「起業実践」
では,登米市の大豆を使った加工品の開発,登米市のはっとを活用したスイーツの開発などについて代表生徒が発表
しました。「起業実践」とは,学科ごとのグループ(2年生)や他学科とのグループ(3年生)で活動し,起業家精神
を育成するために取組んでいる本校独自の科目です。外部の地域の方々からアドバイスをいただきながら,グループ
ごとに設定した一つの目標に向かって課題解決に取り組んでいます。

 

 農業クラブの発表では,「漢方薬で地域農業を元気にしたい」というテーマで発表しました。国内で販売されている
漢方薬のほとんどが中国から輸入したものということを知り,これまで学んできた農業の知識や技能を生かして,
登米市でも栽培するまでの過程について発表してくれました。この取組みは次年度以降も続くようです。
 機械科の発表では,「迫支援学校応援プロジェクト」というテーマで発表しました。迫支援学校と協力し,補助器具
としての「液体を注ぐ機械〜Watering Machine〜」の製作について発表してくれました。
 電気科の発表では,「大学校や企業との挑戦」というテーマで発表し,大学校や企業から協力をいただき,電気工事
士の国家資格取得やものづくりコンテストの出場について発表してくれました。
 情報技術科の発表では,「課題研究での取組み」について発表しました。情報技術科で平成29年度取り組んだすべ
てのテーマの紹介をし,その中の一つであるLEGOマインドストームを用いたクレーンゲームの開発について発表して
くれました。
 商業科の発表では,「課題研究での取組み」について,発表しました。課題研究の販売実習班が「株式会社ライスケ
ーキ」という模擬会社を設立し,佐沼夏祭り出店するまでの取組みについて発表してくれました。
 福祉科の発表では,「介護過程から導く個別ケア〜介護実習を通して〜」というテーマで発表し,介護実習などから
学んだことについて,発表してくれました。

 
 

 代表で発表してくれたほとんどの生徒が3年生です。登米総合産業高校で学んだことを活かし,さまざまなことに挑
戦し,今回の発表で多くの課題を残してくれたのではないかと思います。この取組みが後輩に引き継がれ,発展してく
れることと思います。
 また,高校三年間の学びは短いですが,生徒に与える経験は大きなものと感じています。これからも「高志」・「挑
戦」・「創造」の校訓のもと,教育活動を展開していきますので,ご理解とご協力をお願いいたします。当日は,多く
の来賓の方々に来校いただき,ありがとうございました。