学校設定科目「起業実践」の取り組みについて

2,3年生では学科の生徒で班を編成して,地域課題について研究する「起業実践」を学校設定科目として設置しています。このページでは,「起業実践」の取り組みの一部について,紹介します。

 

【平成30年度・3年電気科の取り組み】

 3年電気科では,学校設定科目の「起業実践」において,コンクリートブロック製の「クド(かまどの方言)」を使ったアウトドアクッキングのノウハウ集を作成する取り組みをしています。
 ブロックを組み換えて「クド」を作ることで,ローストターキー用オーブン,タンドリー,北京ダック釜,ピザ釜の他にもシカモモ肉のロースト,ソーセージの燻製等々アイデア次第で,様々な本格料理をアウトドアで楽しむことができます。使い終わったクドは,分解して庭の隅に積んでおけば据え付け式のバーベキューやピザ釜のように場所をとって邪魔になることもありません。
 毎回クドの組み立て方と合わせてよりおいしく仕上がる各種レシピと,料理によっては,より簡単な一斗缶やドラム缶を使った方法も併せてご紹介します。
 これらの方法によって,アウトドアクッキングがより身近なものになり食の幅も広がっていけば生活の楽しみも倍増するはずです。
 また,特殊肉※やジビエに対する嗜好や需要を高めることにつながり,いずれは新しい地域産業を起こす上での消費基盤となることも期待できるのではないでしょうか。
※欧米では普及しているが,日本ではまだまだなじみの少ない家畜肉,七面鳥,アヒル,アイガモ,ガチョウ,ウズラ,ハト,ホロホロチョウ,ヒツジ,ウサギ,猪豚など。

  

 第一弾 ピザ窯(PDF,1141KB)