学校長挨拶

 宮城県登米総合産業高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
 本校は次代の要請に応えるために登米地区の専門系高校を再編統合し,平成27年4月に開校した宮城県内初の総合産業高校として創立されました。この間,地域の皆様や保護者の皆様の心温まる支援を受け,新しい学校づくりを推進して参りました。設置学科は,農業科,機械科,電気科,情報技術科,商業科,福祉科の6学科です。
 本校は高い専門性を有した教職員が一丸となって,「高い「志」を持って何事にも果敢に挑戦し,専門的な技術・技能と豊かな人間性を身に付け,「チーム登米総」をスローガンとし,地域とともに産業界の次代を創造する人材を育成する」という学校教育目標の実現に取り組んでいます。さらに,「高志」「挑戦」「創造」の校訓のもと,本校キャッチフレーズとして「夢 情熱 感動!めざせ,日本一の総合産業高校!」を掲げ,地域とともに産業界の次代を創造する人材の育成に努めるとともに,地域から信頼される学校を目指しています。          
 本校の3年間の学びを通して,身だしなみ,挨拶,礼儀,マナーとともに,社会人基礎力と呼ばれる「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を育成していきます。また,今ある命の有難さに感謝するとともに,他者を尊重し互いに支え合い,逆境や困難を乗り越える力(レジリエンス)の育成に努め,各学科において,専門的で高度な複数の資格を取得することにより,それぞれの専門性を大きく伸ばすとともに学科間連携を推進し,地域の課題解決に取り組みます。その過程における目標達成に向けてやり遂げる力を,将来を切り開き生き抜く力に昇華させていきます。 さらに,インターンシップ等の実践的な学習を通じて,本物の職業人をデザインし,自己の進路の実現に努めます。これらのことを意識した学習内容・学習方法を創意工夫し,ICTの活用や探究的な学びを通して確かな学力を向上させるとともに,部活動,生徒会活動等をさらに充実させることにより,主体性を伸長させることにつなげています。加えて,地域社会への貢献という視点で,自ら考え行動させることで,将来にわたって産業スペシャリストとして活躍できる人材の育成に努めます。
 学校教育目標を実現するための様々な教育活動により,全ての生徒,保護者の皆様から,登米総合産業高等学校で「学んでよかった」「入学させてよかった」と胸を張って言っていただける学校であり続けるために,本校すべての教職員が一丸となって,すべての生徒が生き生きと輝く学校づくりに向け全力で取り組んで参ります。今後とも変わらぬ御理解と御支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

宮城県登米総合産業高等学校 校長 川上 剛弘